仙台木地製作所



こけしとは・・・
 こけしは、東北地方に生まれ、長い間子どもの玩具として、コマ、ダルマ、オシャブリなどと共に発達普及してきたものです。その起源は古く江戸時代中頃と言われています。
東北の木地師達によって受け継がれ、愛されてきた素朴で可憐な人形です。

仙台木地製作所について
 宮城県には五系統のこけしの主産地があり、昭和62年に「宮城伝統こけし」として国の「伝統的工芸品」の指定を受けており、当製作所では蔵王山の麓、遠刈田温泉に伝わる「遠刈田系伝統こけし」を製作しております。
 また正廣はこけし製作の修行の後、こけしを作った職人の原点である「木地挽物」の技術を学びに日光にて修行を積み、盆や茶筒、茶櫃(ちゃびつ)などの日用品から、棗(なつめ)香合といった茶道具などを手がけております。東北の風土で育った槐(えんじゅ)、欅(けやき)、桑、桜、梅など「材を活かす」ことに日々精進しております。


遠刈田系伝統こけし工人 木地師 佐藤正廣・康広

宮城県仙台市青葉区芋沢字大竹新田下30
電話:(022)394-3005
FAX:(022)394-3098